かくれ脱水に要注意
- 看護日記
- 2023年02月28日掲載
どうして春に脱水?
脱水症は進行するまで明らかな症状がなく、脱水になりかけて
いるのに本人や周囲が気づかず有効な対策が取れてない状態を
<かくれ脱水> と呼んでいます。
脱水は1年を通して起こる可能性があり多くは夏と冬(風邪に
よる発熱や下痢が原因)ですが、春の脱水のリスクを忘れては
いけません。脱水というと夏場に汗を大量にかくことで起きる
と思われがちですが、春は気温の変動が激しくからだの準備も
出来てないため体温調整機能に異常が起きやすく要注意です!
<高齢者は特に注意!>
かくれ脱水は誰にでも起こり水分補給によって改善されますが
高齢者は元に戻る力が弱くなっています。心不全や高血圧など
持病がある方は利尿剤を服用している・便秘の方は下剤を服用
しているなど水分が排出されやすく、脱水になりやすいです。
<かくれ脱水予防のポイント>
①体調の変化に気づく
かくれ脱水になると、なんとなくだるい・疲れやすい・眠い
喉が渇くなどがあり、些細な体調変化に気づきましょう
②規則正しい生活を送る
1日3回しっかり食事を摂る・6時間以上睡眠をとるなど
規則正しい生活を送り疲れをためないことが予防です
③こまめに水分補給をする
目安はコップ1杯程度の水を1日8回(喉が渇く前に飲む)
を心がけて下さい。アルコールは逆に水分が奪われます
介護されているご家族も生活リズムが崩れたり疲れやすいので
かくれ脱水に要注意です。ご家族の方の健康管理も訪問看護の
役割です。体調変化があるときは遠慮なく相談して下さいね!
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